まだあまり深い関係になっていない人を、
どうやって信用したら良いのか。
それを検証することは、
決して簡単ではありませんし、
常に疑り深く人を観察するのも、
あまりお勧めできることではありません。
今回は、人物簡単分析法の３回目
心匠と名乗らせていただいている私、
上野大照は、民間で独立開業している
心理カウンセラーです。
一カウンセラーが、この社会の実態に
コメントしたり、こうやって知識を
公表したりするのも、あまり見受けられ
ないのですが、そのあたりを積極的に
行って、多くの人のお役に立てればと
思っております。
そして現在、読者の人生を好転させる
ヒントとなればと思い、
「こころの仕組み」
という題でメルマガを週に数回、
配信させていただいております。
こちらはそのバックナンバー8号となります。
テーマは、
「言葉を尊ぶ」～行動だけではわからないあの人の価値～
になります。
本題に入る前にお知らせです。
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そして本題に入る前にもう一つ、
先日書いたブログ記事
も皆様にとって興味深い内容に
なっていると思います。
２回に分けて書いています。
今回書いているのは前編です。
ブログも合わせてお楽しみください。
それでは本題に入りましょう。
前回まで、人を分析するポイントは、
『言葉より態度』
そして、
『一瞬の態度より行動』
という視点をお伝えしてまいりました。
今回は更に芯を突いた表現となります。
それは、
『言葉を尊んでいるか』
ということです。
ここでいう言葉とは、
話の内容を指すもののことではなく、
宣言という意味の言葉です。
人は常に他者に対し、
期待されるべきことを宣言しています。
日常の約束や、目標の共有など、
『やると言ったことを、どの程度やっているのか』
ということです。
もちろん、人それぞれ、
何を大事にしているのか
という価値観が違いますから、
一つでその人物の全体を見るのも
非効率的です。
しかし、
ある特定の分野においてどうなのかは、
結局のところ、その分野で、
自分の言葉を尊んでいるのか
という結果を見れば、
どの程度信頼できるのか、
一番よくわかるわけです。
簡単に言えば、
『行動よりも結果』
という話です。
別の言葉で繰り返すと、
相手との関係において、重要な項目で、
その相手が
『自分の言葉（宣言）』を
どの程度尊び、
どのような結果を出しているのかを
一番大切にしましょうということです。
言葉より態度、
態度より行動、
行動より結果
という段階という話です。
そしてくれぐれもこの基準は、
相手が信用できるのかどうかの
基準としてよりも、
それぞれの基準において、
どの程度なのかを知り、
こちらが適切に、
相手と関わっていく為のもの
ということです。
言葉は裏腹なもの、
だから態度を重要視します。
そして一瞬の雰囲気よりも、
実際の行動を重要視します。
更に、やっていることよりも、
実際の結果を重要視するわけです。
私は人と人の関係性を重要視する
セラピストですから、
自分の望む生き方は、
誰と生きているのかによって、
取り組むべきことが、変わるものだと
思っています。
相手の性質を正確に把握できることは、
それによって、
残念に思うこともありますが、
結果として、いつも未来に対して
価値のあることだと思います。
ここまでの「人物簡単分析法」シリーズ
３回で一旦完結となります。
何かお役に立てましたでしょうか。
読者の皆様の日常に、
生かしていただけましたら、
とても幸いに思います。
いつもご愛読ありがとうございます。
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