人生が好転するメールマガジン
「こころの仕組み」
のバックナンバー公開、第6回目となります。
上野大照が今思う言葉に手直ししつつ、
お届けしております。
今回からは「人の観方」についてを
3回シリーズでお届けしてまいります。
そして本題に入る前にちょっとお知らせです。
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イチオシセミナーのお知らせです。
心理観察という言葉をご存知でしょうか。
人の心理は、実は表情や声のトーンなどに、
相当含まれていて、訓練すればある程度わかる
ようになります。
私は実際、この技術を心理カウンセリングや
自分の授業に応用しています。
そしてこれは、知った人の人間関係を良くする
ことにとても役立つのです。
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それに間に合わなかった方は、
今後もこちらのページでイベント一覧が
確認できます。
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それでは本題に入りましょう。
人をどう見るのか。
それを少し言い換えてみれば、
「人の何を信頼するのか」
とも言えるのではないでしょうか。
人付き合いというのは、
生きている限り、無にすることが
不可能な問題です。
それが人生の素晴らしさでもあり、
一人になりたいときには
最大に悩むポイントでも
あったりします。
家族、職場、友人などなど、
誰と付き合うにも、
その人がどういう人で、
何を考えているのかを知ることが
できるなら、それはとても有効な
価値があります。
今日はその一番最初の基本です。
先ず多くの場合、
誰かと人間関係があるということは、
その人と何らかの会話をすることに
なるでしょう。
会話があるということは、
そこに言葉があるということです。
言葉があるというところが、
一つの落とし穴です。
言葉とは、感じている実際の感覚を、
どのように表現するのか選択してから
繰り出されるものですから、
そこには必ずと言っていいほど、
心の中とは少し変化したものが出てきます。
私達はその言葉を聞いて、
相手が思っていることが予想するの
ですから、話がズレてしまうのも、
ある程度当たり前と言えます。
ですから、今日は相手の心理状態を
捉えるポイントを一つ伝授します。
それは態度です。
態度とは、言葉の抑揚や、目配せ、
身体の向き、顔色、呼吸などなど、
話の内容ではなく、その内容が
どう表現されているのか
というところです。
これを心理学的には、
「バーバル(言語)コミュニケーション」
に対して、
「ノンバーバル(非言語)コミュニケーション」
と言います。
このことをより詳細に書いた
ブログ記事を紹介します。
人を分析するとき、
言葉だけに、その根拠を
当てはめてしまうのは危険なことです。
先ほど言ったように、
言葉とは
「意識的思考の後に編集してから繰り出されるもの」
ですから、加工済みのものなのです。
心そのままが、言葉として
繰り出されるわけではないのです。
先ず、相手の何を信頼しているのか
というポイントを、どんな態度で
コミュニケーションされているのか
というところにシフトしてみましょう。
楽しそうなことを言っていても、
切なげな表情をしていたり、
怒りの表現を楽しげに言っていたなら
違和感があるでしょう。
その違和感をちゃんと逃さないように
することです。
それだけで随分と的が外れなくなる
のではないでしょうか。
このことは私が実際にセラピーで
使っていることです。
信頼していただけましたらと思います。
そして次回は、
「人の観方」シリーズの第2回。
態度だけではわからない、簡単人物分析の方法です。
いつもご愛読ありがとうございます。
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