心匠 上野大照です。
今回は悩みを抱えた人との接し方(「女性が男性の悩みを聞く」バージョン)です。
ここまで数回、
悩みを抱えた人との接し方について、『関係性』という基本的なところと、相手によって対応が違うことを、書いてきております。
特に前回は、男性が女性の悩みを聞く時、そして女性が男性に話を聞いてもらうときの注意点について書かせていただきました。
まだお読みでない方は、こちらからご確認下さい。
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そして今回は、別の点で、書いたブログも紹介させていただきます。
皆さんはどうもやる気が出なくて困ってしまうことがありますか?
そんなことに悩む方の為に、昨日書いたブログが少しお役に立てるかもしれないので、ここにリンクを転載しておきます。
ご一読ください。
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それでは本題に入ります。
ここまででお伝えして参りました通り、悩みを聞くにも、大切なことは相手との関係性です。
今回は女性が男性の悩みを聞く場合、どういう対応をすることが一般的に理想的なのかを書かせていただきます。
もちろん今回もすべての女性に当てはまるわけではありませんので、「一般的には」ということで参考にしてください。
先ず男性が女性に対して持っている感覚は、責任感が主なところを占めます。
ある意味、気持ちよりもプライドが勝るわけです。
ですから先ず、男性は悩みを女性に話すこと自体に抵抗を持っているということを理解しておきましょう。
うまく行っているときは話が弾むが、そうでないときは口を閉じようとする。
その意味で、男性側からのコミュニケーションが希薄になってきたら、それは、
『何かがうまくいていなくて、焦りが生まれているのかもしれない』
ので、そういうときは、女性側から尋ねてあげましょう。
男性も自分が何かに焦っているのがわかると、それに対して冷静な反応を取り戻し、素直な心を取り戻しやすくなります。
男性は、外の世界に対し、攻めることで家庭を守るように遺伝子ができているわけですから、弱みを見せないのも、外敵から身を守る意味で当然のことなんだと思います。
ですからこういうとき、女性は男性に、自分には
『弱みを見せても良いのだ』
と教えてあげましょう。
「いつもうまく行っていなければならない」
そんな風に自然に考えてしまうのが男性だと思うと、さほどズレはないと思います。
女性からすると焦りと不安にまみれている男性は、不機嫌で自分の方を向いてくれない、優しさにかけるような存在に見受けるかもしれません。
でもそんなとき、男性側はそんな状況を少しでも早く脱して、家族や恋人に良い想いをさせてあげようと思っていたりもするわけです。
女性が気持ちや行為で愛を伝えようとするのに対し、男性は、
『仕事などで責任を果たすことで愛を伝えようとする』
ものだというわけですね。
そしてもし、男性が素直に自分の悩みを話してきたなら、そんな中でも頑張っているその人を認め、信じて待っていると伝えてあげましょう。
更に付け加える余裕があるなら、
『貴方ならできる。私は信頼している』
と伝えてあげたなら、それはもう魔法の如く、男性をイキイキとさせるでしょう。
女性はダイレクトな愛情表現を好みがちですが、男性は信頼されることを好むわけです。
そして悩みを抱えた男性は、女性に対し、素直に心を開き、伝えることを心がけましょう。
貴方が焦りと不安で自分の殻に閉じこもったまま孤独に仕事している間に、
「この人は私に対して愛情を失った」
と思ってしまう女性は多いものです。
必死に頑張った結果、気づいたら女性はもう居ないなんてことはよくある現実です。
男性は殻に籠もらず、女性と積極的にコミュニケーションしていこうとすることが重要ですね。
そして次回は「うつの人に頑張れと言ってはいけない理由」について書こうと思います。
人の心理にちょっと詳しくなれると思います。
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