読者の人生を好転させる為、「こころの仕組み」という題でメルマガを打たせていただいております。
こちらはそのバックナンバー7号。
本題に入る前にお知らせです。
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心を学ぶ。美しい世界が見えてくる。
これは私のキャッチコピーなのですが、心と言っても分野がとても広くあります。
その中で、私がいつも大切にしているのは二つ。
一つは正直な自己心理に気づいていくこと。
もう一つはそれを現実の環境の中で発揮できるようにすることです。
その二つのテーマに沿って、毎月セミナーイベントを行っています。
イベントページはこちらからご確認下さい。
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それでは本題に入りましょう。
今回は前回に引き続き、「人の観方」シリーズ第2段をお届けます。
前回お伝えしたのは、「言葉より態度を見よ」ということでした。
言葉には思考した末の選択が表現され、態度には心の中にある感情が表れるということだったわけですね。
そして今日は、態度より更にわかりやすい強力な視点をお伝えします。
そこでちょっとした私の経験について話しますが、私は今の仕事を素人から始めましたから、一時期は大変な貧しい生活を体験しました。
そのときは、カウンセリングのプロという顔をして相談に乗りながら、実際にはド貧乏を隠しているという状態で、アルバイトを掛け持ちしているという状態でした。内心ハラハラですよね。
しかし、貧しかった本当の理由は…。
アルバイトにあけくれる日々の頃、私は少しでも生活を楽にしたいので、そういうアイデアをいつも探していました。
しかしそれが仇となり、欲をかいた末に騙されてしまったわけです。
どう騙されたのかと言うと、簡単に言えばお金を運用するから預けてくれれば良いという話です。
私は当時、勤めていた会社を退職したときの退職金をまだ持っていました。
そしていかにも誠実な態度をしたその人に、特に疑うこともなく、お金を預けてしまったのです。
しかし、実際に運用金を渡すと言われていた期日になって連絡もないので、こちらから電話すると、あのお金は無くなってしまったというのです。
ビックリしました。
本当にそれしかないというお金でしたから…。(その御蔭で根性が育ちましたが)
態度は心の中を示すという意味で、間違いなかったと思います。たしかにその後も対応については誠実な方でした。
しかし、今考えれば、あのときあの人がとっていた行動はおかしかった。
いろんなところにお金を借りてまわっていたのです。
誠実な雰囲気からは想像できない行動ですね。
何故そんな行動をとっている人にお金を預けたんでしょうか。
単純に言えば若かったということでしょう。
苦い経験です。
人を観る基準。
それは態度という一瞬の視点より、実際の経過を見ることで見えてくるもの。
そう、行動のことです。
行動は、その人の連続したパターンを抽出することができます。
どんな態度をとっているのかよりも、更にどんな行動を普段とっているのか。
そこに比重を置くということです。
もちろん私が伝えたいことは、人にだまされない方法という話ではありません。
だからそこに限定して考えないようにしていただきたいのですが、態度を見るだけでは、どちらにしても少し足りません。
一瞬の心の動きがわかったところで、その人と共に何かをしていくのかどうかを選ぶという点では、実際の行動に目を向けなければなりません。
見せている態度、表現されている一瞬よりも、その人が普段何をしているのかということです。
人間関係には、よりリアルな相手の人間性を見れることが重要ですから、こういう視点も大切にしてください。
また長くなりそうですので、今日はこれくらいにさせていただきます。
態度だけではわからない簡単人物分析法。
ご理解いただけましたでしょうか。
当たり前過ぎて怒っておられるかもいるかもしれませんね(笑)
そして次回は人の観方シリーズ第3段として、
「行動だけではわからないあの人の価値」
そんなお話となります。
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